こんにちは!私立大学から国立大学に大学編入したみのです。
この記事では以下のことについて書いています。
- 大学編入とは何か
- 編入をおすすめする理由、おすすめしたい人ついて
実際に編入試験の勉強をしていた時にずっと思っていたことがあります。それが
編入試験の情報なさすぎ・・・
です。まぁ当たり前ですね笑
なぜ当たり前なのかというと、大学編入って大学入試と違って受ける人の人数がすごく限られているため、とにかく情報が少ないです。
そこでまずは一般的に大学編入とはどういうものなのか大学生1、2年生、高校生にも知ってほしいと思い、大学編入とは何か、どういう理由で、どういう人におすすめかについてざっくりまとめてみました。
大学編入とは?
ここでは3年次編入とは何かについて書いていきます。
3年次編入とは、5年制の高等専門学校の生徒(高専生)が高専を卒業した時に大学に入る、または大学2年生が違う大学に3年生から入る制度のことです。(正確には短大生、専門学校生も利用できます。2年次編入とかもありますがその説明は省きます。)
すべての大学で実施されているわけではなく、高専生しか受けられないものや2年生にしか編入できない大学もあります。(私が受けた2020年度編入試験では、東大、京大、東北大などの理系学部は大学生は受け付けてなかったです…)
大学入試と違い、大学によって試験の制度や実施時期が大幅に違うことがあるので、気になる大学があれば一度チェックしておきましょう!
大学編入をおすすめする理由
個人的に大学編入をおすすめする理由として以下の2つがあります。
受験教科数が少ない
国公立を狙って大学入試を受ける場合、二次試験でも4科目、共通テストでは7科目ほど受ける必要があります。
しかし、編入試験では自分の専門科目と英語というパターンや、専門科目だけであとはTOEICの点数を提出するというパターンなど、受験教科数が1教科、または2教科です(学部にもよります)。これは大学入試に比べると圧倒的に少ないですね。
つまり、大学入試の時よりもいろんな科目に時間をかけずに国公立に入ることができます!
めちゃくちゃかしこい人は受けない
高専にいる人は知りません笑。
また、医学部に編入しようとしている人も当たり前にかしこいです。
しかし、上記以外の場合、大学に入った人でわざわざ編入しようとするのは、大学入試で何らかの失敗をしている人である可能性が高いです。
第一志望ですんなり合格できた頭のいい人は大学をわざわざ試験を受けて変えようとはあまりしない(と思う)ので、安心して受けることができます。
大学編入をおすすめしたい人
では、どんな人に大学編入をおすすめしたいか?以下の4パターンがあります。
私立に通っていて学費が高いと感じる人
私立と国立の学費、当たり前ですけど全然違います。
私立が年間140万くらいかかるのに対し(大学によって、また学部によって違いますが私の場合です笑)、国立では年間56万くらいしかかかりません。
学費だけで見たら単純に1年あたり84万安くなります。
全然違う・・・
専攻を変えたいと思う人
これは一見大変そうですね。たしかに専攻を変えたいと思う人は専攻を変えない人に比べて準備期間が多く必要になります。
しかし、考えてみてください。専攻を変えるために大学に入りなおそうとすると、共通テスト、二次試験とクリアしていかなければならないうえに、また1年生からやり直しです。
それと比べて3年次編入すると勉強は大変なものの、学年が下がることなく、専門科目だけで専攻を変えることができます。
もちろん大学院からでも変えられるのですが、大学院進学の予定のない人、自分の興味がない勉強を4年間もやってられない!って人には強くおすすめします。
その大学に行きたい研究室が見つかった人
大学に入ってから、別の大学に行きたい研究室があって、そこに配属されて研究がしたいという人にも大学編入は向いていると思います。
しかし、編入試験ではだいたい筆記の後には面接があります。志望動機を聞かれたときに、そこの研究室で研究がしたいから!と言っても、大学院からではなくなぜ編入なのかということを聞かれる可能性が高いです。
その場合、
- なぜ大学院からではだめなのか
- 4年生からその研究するメリットはなにか
を編入を考える段階ではっきりさせておきましょう。
単純にもっといい大学に行きたいと思う人(いわゆる学歴ロンダ)
はっきり言って、みんな理由はそれぞれあるとはいえ、この理由も絶対何%かはあると思います!(独断&偏見)
大学入試の合格体験談を見ているとみんな合格していてハッピーエンドに見えますが、大学入試を体験した人はお分かりのように、最初から最後まで志望校を変えずに第一志に合格できる人ってすごく限られています。学校説明会も行ってないし、パンフレットすら読んだことない…って大学に行った人も少なからずいます。
そういう人には学年が1つ下がってしまう仮面浪人よりも大学編入を私は強くおすすめします。
ただこの理由だけで、他の同級生がサークルやバイトに明け暮れる中自分だけ必死に勉強するというのはなかなかきついと思います。
編入をきっかけはもっといい大学に行きたいと思ったからだけど、調べているうちにこの大学のこの研究に興味を持った!っていう動機がモチベーションを保ちやすいと思います。
まとめ
最後に編入をおすすめしたい人をまとめておきます。
- 私立に通っていて学費が高いと感じる人
- 専攻を変えたいと思う人
- その大学に行きたい研究室が見つかった人
- 単純にもっといい大学に行きたいと思う人(いわゆる学歴ロンダ)
最後までご覧いただきありがとうございました!
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