【大学生必見】理系の卒業研究の進め方【2つの例を解説!】

大学生活

こんにちは、みのです!
この記事では理系の学生は卒業研究をどう進めていくのかについて説明していきます。

この記事は以下のような人に向けて書いています。

  • 卒業研究って具体的にどう進めていくのか知りたい!
  • 卒研生がどう時間を使っているのか知りたい!

私も去年、卒業研究が始まったらどんな生活になるんだろう…?って思っていたので少しでも参考になれば嬉しいです!

では早速見ていきましょう!

理論研究室4年生の場合(筆者)

まずは、理論系の研究室に所属する私の場合を見ていきましょう。

コアタイム:なし
本格的に研究をスタートした時期:9月
研究:1日2~3時間程度研究
ゼミ:週1で研究室のゼミ(2時間程度)
発表:1年を通して3回
居室:なし(基本的に家で作業)

研究全般について

院試が終わってから研究を本格的にスタートさせた感じなので実はまだあまり進んでいません…

研究はシミュレーションなので、ポスドクの人からもらった計算コードを少しずつ変えて自分で動かしています。
また、先生からもらった資料を読んで研究についての理解を深めています。

研究テーマはポスドクの人と教授と話し合って決めました。ちょうど私の興味のあるテーマが、今年卒業した人がやっていたテーマと近かったので、それを引き継ぐかたちになりました。

私はあまりプログラミングが得意ではないので計算コードを自分で作るということはしなかったです。プログラミングが得意な人だったら自分で簡単なコードを作ることからするかもしれません。

研究室のレベル、方針について

私の通っているのは研究に力を入れている大学で、分野では日本の中でもトップクラスらしいです。

ただ、卒研生の教育に力を入れているという感じではありません。やりたい人が進んで研究していくという感じです。
教授の面談も定期的にやっているわけではないので、実際まだ5、6回くらいしか研究について話していません。
そもそも教授がすごく忙しい人なので、基本的にわからないことがあったらポスドクの人に聞いています。

ゼミについて

ゼミでは分野のバイブル的な英語の教科書の輪講をしています。

だいたい1週間に1回、2時間ほど担当の人が教科書の和訳や途中式の説明をします。

みの
みの

各自が事前に教科書を読んできて、わからなかったところの質問もするので、自分が発表の会はどきどきです…

発表について

私の研究室には着手発表(これからこんな研究をしていきます!という発表)はなく、中間発表と、卒業研究発表会の練習、卒業研究発表会の計3回の発表があります。

この発表前の1週間だけは、1日中パワーポイントを作ったり、プログラムを動かしたり、1日中研究関連のことをしています。

居室について

研究室によっては自分の机があるところもありますが、私の場合はありません!

みの
みの

自分の机ほしかった…

ですので、基本的に家で作業しています。
プログラミングで図を出すのも自分のパソコンでできるぐらいなので、今のところ困ったことはないです。

実験系研究室4年生の場合(筆者の友達)

次に、化学実験系の研究室に所属する私の友達の場合を見ていきます。

コアタイム:なし
本格的に研究をスタートした時期:4月
研究:6~8時間程度(土日は休み)
ゼミ:なし
発表会:月1で研究の進捗発表
居室:卒研生にも1人1つの机あり

研究全般について

この友達は博士課程進学を希望していて、4月からがっつり研究していました。

コアタイムは決まっていませんが、助教の先生の研究を手伝うという感じなので結構長い時間研究しています。

研究テーマは、具体的にこれがしたい!とまだ決めていたわけではなかったそうです。

ですので、博士課程まで進学することを見越して、割と最先端の研究をしている助教の先生と一緒に研究することになったようです。

みの
みの

ちょっとうらやましい…


具体的には、研究計画を立てて、似たような研究をしている論文を探し、実際にその論文を参考にして実験をするという感じらしいです。

研究室のレベル、方針について

私は化学系じゃないので、はっきりとしたレベルはわからないのですが、客観的に聞いている限り、レベルは高いと思います。

例えば、DC1(ドクターの人がもらえる倍率5倍の奨学金)取得率を見てみると、今までで5人志望して5人とも通ったそうです。

みの
みの

すごい・・・

また、担当教員とも毎日顔を合わせるので聞きたいことはいつでも聞けて、研究の相談なども頻繁にしているそうです。

ただ、毎月の発表会であまりにも進捗が少ないと注意されるらしいので、やる気のある人にはもってこいの研究室である一方、あまりやる気のない人には割ときついと思ます。

ゼミ、発表について

友達の研究室は人によって本当に研究が様々で、一つの教科書を決めてそれを勉強していくということが難しいようなので、ゼミはないそうです。

そのかわり、研究の報告会が毎月あって、1か月の進捗を報告しています。

研究室内の発表会にしては割としっかり作る必要があるようで、だいたい発表会は3時間睡眠とかで臨んでいます。

みの
みの

準備は計画的に…

居室について

友達の研究室には4年生にも1人1つの机が割り振られています。

そもそも実験系なので、家で作業するということが発表資料作成以外では全くなく、研究はほぼすべて研究室でやっている感じです。

まとめ

ここで示したのはあくまで1例です。

自分が実際にどのくらい研究するかは、その研究室の先輩に聞かなければわからないうえに、もっと言うと自分次第です。
自分に合う研究室を探して素敵な研究室ライフを送ってください!

また、研究室見学で聞く質問が思いつかないという人は以下の記事も参考にしてみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事を書いた人
みの

惑星の研究をしようとしている大学院生(24)
2019年実施編入試験、2021年実施大学院入試ともに第1志望合格。
趣味はスタバでのんびりすること、ディズニーについて調べること。
研究忙しすぎて更新できてなかったけど近々更新予定!

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